靴屋の情報

今から86年前、世界の経済が破綻しました。 そう、世界大恐慌です。   株価が青天井状態で、それこそ何を買っても 必ず利益が出る状態でした。   人々は、借金をしてまでも株の購入に走った訳です。   世界恐慌が起こる直前の有名な会話があります。 それは、靴磨きの職人と依頼主との短い会話です。   職人「旦那、●●の株が上がるらしいですよ」 証券取引所の入り口に陣取り、 微妙な株の取引状況を知った18歳の靴磨き職人 彼からの情報を得ようと、顧客が絶えなかったとか。   彼から得た情報で、人が取った行動には 2種類ありました。   ひとつは、提供された情報通りに株を購入した人 そして、もうひとつは、 靴磨き職人ですら、株取引をしている現状から 危険を察知し、すべての株を売却した人。   結果は、ご存知の通りです。   これは、ビジネスでも同じで 結果を出している人から学ぶ際に 表面的なことを真似る人と その背景や戦略を学ぶ人の違いと同じです。   写経よろしく、LPの文章をただ書き写すのは 表面的な結果にこだわる状況です。   凡眼には見えず、心眼を開け 好機は常に眼前にあり。   目の前に広がる無尽蔵のチャンスを 心の目で見ていきましょう。